デザインチェアで有名な北欧家具

北欧諸国のデザイン力の高さはかなり前から認められていましたが、日本で広く知られるようになったのはおそらく2000年代以降のことではないでしょうか。
その普及に大きく影響したのはスウェーデン生まれの家具販売チェーン店のイケアの存在だと思います。
2006年に千葉の船橋にできたイケアの大型店舗は日本で大ブームになり、オシャレでシンプルな北欧デザインの家具がリーズナブルな値段で手に入れられるようになりました。

イケアで販売されているようなリーズナブルな北欧家具以外にも、北欧生まれの有名な高級ブランド家具が数多くあります。
特にチェアには名品が多く、モダン家具の先駆けとなったデザインチェアがいくつもあります。

デンマークの家具デザイナーのハンス・J・ウェグナーの生み出した機能的で美しいチェアやスツールは世界中で愛されていて、彼の名前を知らなくても彼がデザインした椅子を見たことがある人は非常に多いと思います。
彼がデザインしたチェアは数百種類あると言われています。
代表的なものだけでもチャイニーズチェア、ピーコック・チェア、Yチェア、ザ・チェアなどがあります。
ウェグナーのデザインしたチェアは、直線的で安定感のある脚と優雅でやさしい曲線をもつ背もたれ&肘掛けのバランスが絶妙だと思います。

エッグチェアやスワンチェア、アリンコ(アント)チェアで有名なアルネ・ヤコブセンも、デンマークのコペンハーゲン生まれの建築家です。
包み込むような形のエッグチェアやスワンチェアは、今なお多くのファンを持つデザインチェアの傑作です。
アリンコチェアやセブンチェアもスタッキングチェアとしての機能性を備えつつ、デザインの楽しさを表現していると名作だと思います。

ウェグナーやヤコブセンは、フィン・ユールやボーエ・モーエンセンと共に北欧家具4大巨匠と呼ばれています。
モダンなフォルムでありながら、温もりが感じられる温かさが感じられる彼らのデザインチェアは、北欧家具の代表的な顔と言ってもよいかもしれません。

デンマーク以外にも、フィンランドのイルマリ・タピオヴァーラや、スウェーデンのブルーノ・マットソンも人気の高い家具デザイナーです。
また、若手の北欧家具デザイナーも数多く出てきています。
シンプルな機能性、木の素材感、カラフルでキッチュな色遣いなどの北欧家具のエッセンスを残しつつ、新しい発想を取り入れたすばらしい北欧家具は、今後も日本で愛され続ける定番家具になっていくのではないかと思います。

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